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●オランダ前半
★Horti Fair2009
(ホルティフェア2009)
RAI(ライ)展示場で毎年開催される世界最大級の花卉展示会。農業資材や種苗会社のイチオシ品種が展示されていた。デザイン性のある展示。
大型機械はもちろんのこと、播種から出荷までのオートメーション機械の展示されたブースが多い点は大規模生産の欧米ならではの光景。
★FloraHolland Trade Fair Aalsmeer 2009
(フローラホランド トレードフェア アールスメア2009)
FloraHolland Aalsmeer市場で開催されるフラワーショー。
Horti Fairと同時期に開催され、お互いを行き来できる専用バスが設けられている。来年から開催期間が分かれる。
Horti Fairに比べ、各ブースの面積は小さいが、所狭しと商品が並べられていた。展示目的というよりビジネスがメインになっている。
品目ごとにブースが分けて展示しあり非常に解りやすい展示がなされていた(薔薇、観葉、つげ、多肉植物、蔓性植物、果樹、球根植物など)。
均一に揃った商品が工業製品のように並んでいる光景が多くのブースで見受けられた。
8月の市場会議で事例報告した鉢物生産者グループ「Decorum」や、同様の生産者がグループである「AIR SO PURE」(観葉(空気浄化植物)生産者のみで形成)の展示もあった。
★FloraHolland Aalsmeer 市場
○セリ
昨年Bloemenveiling AalsmeerとFloraHolland市場が合併し世界一の売上高となった。
セリ場は4個所全14台のセリ機(時計)があり、セリ下げ方式を採用している。
セリは一瞬にして競り落とされる。最低価格が決められておりこの価格に満たない物は廃棄処分される。
最近では現物をセリに出すことなく画像と情報のみでの販売も行っている。買参人も市場に出向くことなく自宅やオフィスに居ながらにしてセリに参加する
在宅セリに変わりつつある。市場南別館の仲卸には購入した荷を台車ごと自動で搬送できる全長13kmのシャトルを使い効率よく運んでいる。
○テストルーム
テストルームは鉢物、切花の日持ち試験を行う部署。
室内は室温20℃、湿度60-70%、照明1000luk、12時間ごとに明暗。
花や産地によりテストの内容は様々である。
実際の出荷から店に置かれ消費者が購入するまでの状況を想定してテストが行われる。例えば、オランダ国内バラの切花だと8日間、菊の切花だと14日間の日持ち試験が行われる。国外の輸入商社からの依頼の場合、船便の輸送中は暗室へ数日保管をするなど、その状況をリアルに再現しシュミレーションする。
普段品質試験は生産者からの依頼を受けて行われるが、抜き打ちで行われる場合もある。送り状と現物が違うレベルの物を出荷するとランクが下がってしまう。このため生産者の品質意識を上げる結果となっている。
○リパックセンター
南米、アフリカ、オーストラリアなどから出荷される切花は品種によりリパックが必要となる。
輸入部が受け取り、リパックを行う。ぎゅうぎゅう詰めの箱で出荷された切花はここで箱から出されバケツに移される。
最大で40〜50カ国の輸入品を処理する。輸入のバラはこの市場の30%にもなる。
○バケット洗浄工場
バケット洗浄工場が市場内にあり自動洗浄器で洗浄されている。
★Hilverda De Boer
年商1億ユーロ。従業員250人。30カ国に輸出し、国により販売スッタフが分かれている。
30%をドイツに輸出。また、スカンジナビアの大型スーパーへの出荷やロシア、クロアチア、ブルガリアなどの東ヨーロッパの需要が増えている。
★あじさい切花産地視察

従業員6人(冬は1人)。当初はバラ農家であったが13年前からあじさいの切花を生産している。
年間80万本切っている。12品種を生産しており、6号ぐらいの鉢にロックールを入れ栽培している。ロックールを使用することにより水切れを防ぐことが出来る。
1鉢で年間10〜13本切れる。一昨年まではソフトブルーで内側が濃い品種が売れたが昨年秋から売れなくなり、10%売り上げが下がった。30%を相対で販売している。
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●イタリア
★ローマ市内フラワーショップ

街の要所要所に簡易な露店を展開。
★ローマ市内の相対市場

非常に小さい相対花市場。オランダや南アフリカ、イタリア国内の花が置かれていた。
★スーパーオーシャン

ローマ郊外のショッピングモールの一角にあるスーパー。花置き場は店内の一部。視察したオランダのスパーに比べ、売り場展開の余地を感じた。
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●オランダ 後半
★ブーケメーカーOZ EXPORT

アールスメア市場南側でブーケを輸出している仲卸である。
ドイツ、オーストリアのスーパー向けに花束を加工している。最盛期にはオランダで各国スーパー向けに加工していたが、現在では出荷国での加工が増えたことや、各国のスーパーで独自にデザイナーを入れオリジナルを作っているところもあり、オランダでの加工は減っている。
スーパーDEEN

アムステルダム郊外のショッピングモールの一角に店舗を構えるスーパーである。
店舗入口付近に切花を置いている。ブーケは2.99〜10ユーロ(400〜1350円)位の商品。ケニア産のバラに至っては20本/束で2.99ユーロと非常に安い価格で販売されていた。
★スーパーJUMBO

DEENと同じように入口に花が置かれている。
12〜14ユーロ(1600〜1900円)の花束が20種類ほど並べられていた。センスが良い。
★ガーデンセンターintratuim

花束、苗物、多肉植物、観葉植物、コニファー、花鉢、ガーデン資材、ペット用品など日本のガーデンセンターに似た品揃えであった。
★Flora Holland Naaldwijk市場

アールスメアと同じくセリ下げ、在宅セリがでる。テストルームも完備されている。新品種を展示する部屋があり、買参人に意見を聞く目的で設置されている。
切花と鉢物の取り扱い割合は70%切花、30%鉢物であり、そのうち相対は切花15〜20%、鉢物50%にもなる。
鉢物のほとんどがオランダ国内産である。これは輸送コストが高いことが原因とされる。デンマークやベルギーの生産者は市場の周りに土地を借りストックヤードとしている。
鉢物相対品展示コーナーも設置。
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